青天の霹靂

 「おそらく問題ない」が「切除部位は腫瘍の疑い強し、放射線治療の要あり」になるとは夢にも思っていなかった。昨年のがん告知以上に衝撃的だった。CTスキャンも時には役に立たないのだということを知れたことは、よかったとは言えないものの収穫ではあったかもしれない。来週の月曜日、14日に放射線科で診察を受けることになった。
 それにしても、まさか転移とは。早期がんといえども油断はできないのだということを、我が身をもって知ってしまった。

惜別、高橋ひろさん

 わたしは、アニメ「幽☆遊☆白書」のEDテーマ「アンバランスなKissをして」と「太陽がまた輝くとき」でファンになって、それらのシングルを2枚、さらにその後リリースされたアルバムを1枚買ったのだが、けさ、11月4日に亡くなられていたとの記事を目にした。まだ41歳。Yahoo!にあるスポーツ報知の記事によると、20代のころから手術を繰り返してきたらしく、ついに力尽きてしまわれたようだ。心からご冥福をお祈りしたい。
 本田美奈子.さんの訃報にも衝撃を受け、そして高橋ひろさんまで。自分と年齢が非常に近い、才能あふれる方々が次々に亡くなられるのは、非常につらい。まだ何も残していないわたしは、そのような方々を見習って懸命に生きようという思いをけさ新たにしたのだが、直後に転移を知ることになろうとは。わたしにはあとどれだけの時間が残されているのかわからないが、その瞬間まで、お支えくださる方々にもわたしと過ごす時間をお楽しみいただき、自分も楽しめるような、有意義な人生を送りたいと思う。