昨日から、発熱に襲われている。いっときは39℃を超えた。風邪なのかなんなのかよくわからないが、妄想もしてしまったりして、気持ちが悪い。いつまでこんな地獄が続くのだろう…。
結局、ここでの毎日は緩和ケアなどではなく「放置ケア」に近いような気がしている。特に痛みが和らいでいないのは第一条件すらクリアしていないような気がする。これを書いている今も痛い！痛い！痛い！なんなんだ、ちくしょう…。
最近、起き抜けがけっこう苦痛だ。寝た気がしないことには慣れてきたが、痰がたまる不快感にはいまだに慣れない。いつも朝食までには落ち着かせているが…。 ミルマグを再開しているせいか、今のところ前回ほどではないが、軟便が散発的に出ている。一気に来…
首筋からの体液についてだが、主治医から嫌な話を聞いてしまった。癌本体が成長して皮膚の外側に出てきた可能性もあるそうだ。だとすればちょっと早すぎる、まだ告知された余命から3か月しか経っていないのに…告知以上に現実は厳しかったというところなのか…
今朝、横になっていたら、枕の下をかなり汚してしまっていた。初めはよだれだろうと思っていたが、夕食後に正体を知ることになった。 体液だった。首筋が気になるのでよくいじってしまっていたのが仇になった。やや茶色い液体が首筋から止めどなく流れてくる…
その名は「下剤」。俺はここしばらく「ミルマグ」なる下剤の投与を受けていたが、その効果が今日一気に出てしまったらしく、何度も何度もウォシュレットのお世話になってしまった。まだ余波が残っている感じだ…つらいなあ。
一難去ってまた一難とはこういうことをいうのだろうか。今度は体勢が固まったことによる腰痛が出てきたようだ。全く休めなくなったわけではないが、ちょっと厳しい。
昨日書いた「体勢」がある程度効いてくれたようで、よだれの量は減り、寝たという感覚はないものの、「休んだ」という感覚は味わえるようになってきた。少しだけ前進できたようで、うれしい。
コメント欄で先に書いてしまったが、なんとか横になっていられる体勢を見つけることができた。それが非常に快適ということではないのだが、この数日間を思えば収穫と言えると思う。今夜こそ、よだれダラダラから解放されたい（苦笑）。
「生きる」。この言葉にはものすごく深い意味が込められていることを知ったような、そんな夜だった。俺は生きているのだろうか。生き続けていけるだろうか。
痛みのせいと精神的な面の双方が影響しているのか、全く眠れるようにならない。さらに、起き続けていたら、少しうとうとしたときに痰が絡み、非常に苦しい思いをした。このままでは消耗していく一方だ。俺は、すぐに効かなくなるという理由で睡眠薬を拒否し…
昨晩は今までのように首に違和感を覚え、一睡もできなかった。しかし、右目は自宅にいたころよりはまだ開いているようだ。それだけが救いか。食事は毎回ゼリー食を流し込んでいるが、出された量すべてはつらいので、甘い物を優先的に入れ、半分残すことが多…
ホスピスに入所した。まだ治療は始まっていないが、主治医からの説明で二つの現実を知った。まず、顔の腫れは完全に引くということはないらしい。利尿剤でリンパ液の顔面への流入を抑えることで腫れを引かせることを狙うことになった。 さらに、やはり顔面の…
先日から書いていますように、目の状態が思わしくありません。ですので、今後はコメントへのお返事が大幅に遅れてしまうことになると思います。申し訳ありませんが、ご理解とご協力をお願いします。
暗闇への恐怖から眠れなくなってかなり経つ。今こうやって携帯に必死に入力していることも、その現れだ。ホスピスでなんとかしてくれるだろうという期待は抱いているが、不安のほうが勝ってしまっている。俺はどうしてこんなに弱いのだろう…。
今度の金曜日にホスピスに入所することになった。それまで右目が持ってくれるかどうか、入所したらちゃんとまた見えるようになるのかなど、不安も大きいが、まずは一歩前進だろうか。早く楽になりたい。
かなり前から、顔面の左半分がむくみ、左目が開かなくなっている。最近は右側もむくむようになってきた。そのうち右目も見えなくなってしまうのではないかと、恐怖に苛まれるようになってきた。日常生活の支障はもちろん、この日記を書くこともできなくなっ…
二か所目のホスピスでの手続きがとりあえず終わった。（元）主治医も、今日は比較的協力的だったようだ。あとは院内での審査を待つことになる。昨日も書いたが、いずれのホスピスでもかまわないので、一刻も早く、今のこの痛みや苦しみから解放してもらいた…
最近、ホスピスに入るべく、母に動いてもらっている。でも、なかなかうまくはいかないもので、一か所目はいきなり空きができると言われてこちらの準備が間に合わず、現在手続きを進めている二か所目は（元）主治医の紹介状などが必要なのだが、向こうとして…
最近は、丸山ワクチンを打ちに行くとき以外は横になっていることが多い。3月の半ばからは体調があまり優れず、ネットにもあまり長時間アクセスできずにいる（Lazyさん、コメントありがとうございました）。 そんな状態の中、すべての面でおふくろが支えてく…
夜中に痰を切るために何度も起きる日々が続いている。そのような状態だと、ハルシオンも効果を発揮せず、トイレに行ったりするときのふらつきの原因になってしまい、逆に危険かもしれない。また、右肩を下にしないと首が落ち着かないのだが、冒頭に書いたよ…
すっかりこの日記を放置してしまった。丸山ワクチンは相変わらず効いているのかどうかわからないためにときどき不安になるが、ほかに選択肢はないので、信じて続けていきたい。深夜に何度も起きてしまうのも相変わらずだが、きのうはおそらく寝不足のせいで…
放射線治療を始めてから今まで、まともに寝た記憶が全くない。最近は、放射線治療の遅発性の副作用か癌の進行なのかはわからないが、きのうの日記に書いたようにあごや首の疼痛がかなり強い。おとといの晩からきのうの早朝にかけては寝るのをあきらめ、夜中…
けさほどのあごの疼痛はすさまじかった。痛みが幾重にも襲ってくるという感じで、収まらなかったら救急車を呼ぼうかと思うほどだった。幸いある程度落ち着いたが、それが自分の元からの快復力なのか、丸山ワクチンの効果なのかはわからない。丸山ワクチンは…
俺は、未処置なら余命6か月との宣告を受けてから、精神的な余裕がほとんどなくなり、テレビはごく一部のアニメと「笑点」だけしか見なくなった。最近はFMやAMのラジオ、そしてCDを聴いていることが多い。特によく聴いているCDは、サルサバンド「オルケスタ・…
おとといときのうは日本医大に行き、おとといお願いに行った診療所できょうから丸山ワクチンの投与を始めた。たまたま市内に投与の実績がある診療所が二つあったのは幸運だと思う。医師は、痩身でお年はたぶん六十代、派手さはないが「地元の名医」という雰…
丸山ワクチン。俺に残された最後の道はこれらしい。放射線や抗癌剤があまり効かないと言われ、手術を拒否した今となっては。 母方の祖父が癌になった際、母はそれを知った友人から丸山ワクチンを薦められて、借りた本などを叔母と一緒に読んだりしたそうなの…
nifty時代の遊び仲間、あすか正太さんが結婚式を挙げられたらしい。末永くお幸せに。 俺はかなり厳しい状態だけど、人の幸せを祝える感覚はまだ残っていてよかった…かも。
2泊3日の検査入院から帰還した。医師の話だと、年齢的に若いことが幸いして、右側の頸動脈だけでも脳への影響は少ないだろうということだった。それ自体はうれしいことだが、それでも手術はやはり怖いし、検査の最後に鼠頸部（脚の付け根）の動脈を圧迫され…
きのう、FAXで慈恵会医大付属病院のセカンドオピニオン外来に申し込みをしたら、きょう電話がかかってきて、いくつか質問を受け、決まった形式の申込書をやりとりした。 癌研有明病院で説明を受けた直後は手術を受ける気になっていたが、父は亡くなる前日ま…
